1.福岡でうまい豆腐店ランキングを独断と偏見で発表します
福岡という土地はダイズの産地としても有名で代表的なものにフクユタカがあります。九州は大豆の生産と深くかかわってきた土地柄なので豆腐も美味しいというイメージがあると思います。実際に豆腐を作っているところや豆腐を提供するお店はたくさんあります。そして値段もリーズナブルなのでお買い得です。
海も近いので良質なにがりも期待でき、山も多いので美味しい地下水にも恵まれているでしょう。美味しい豆腐ができる条件が揃った土地はそう簡単にありません。そこで1度は食べてほしい福岡豆腐のランキングを10位までつくりました。 是非今後の参考にしてください。
第10位はソイデリカ豆の蔵です。春日市に本社のある手作り豆腐店です。手作り豆腐とその豆腐や豆類・野菜をふんだんに使った豆腐惣菜のお店です。 地元福岡県の厳選された大豆(JA筑紫契約栽培大豆)と、にがり100%で製造することで大豆本来のうま味を引き出した安全・安心の豆腐を購入する事が出来ます。 特に豆腐はニチリウ永瀬という会社で作られています。
豆腐の種類 | 少ない |
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買える場所の多さ | 店頭販売 |
会社の規模 | 従業員190名(ニチリウ永瀬) |
使用大豆 | 福岡県産大豆 |
使用にがり | 塩化マグネシウム |
使用水 | 不明 |
みんなのおとうふは北九州市小倉南区にある豆腐店です。 2020月11月にオープンした新しい豆腐店です。 前にあった豆腐店がやめたのですが、100年にわたって手作りで豆腐を作ってたのにもったいないと、伝統を守るために合同会社を立ち上げました。それが今のみんなのおとうふというわけです。 定番の絹や木綿豆腐の他に季節ごとの変わり豆腐などや明太子蒟蒻などもあります。
豆腐の種類 | 約10種類 |
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買える場所の多さ | 店頭販売 |
会社の規模 | 小規模 |
使用大豆 | 国産大豆 |
使用にがり | 不明 |
使用水 | 不明 |
第8位は三原豆腐店です。福岡市西中洲で1階にレストラン「三原豆腐店」、2階には日本酒バー「三原の二階」がある豆腐料理店です。 店主は平成19年に引退した元Jリーガー・三原廣樹さんで、引退後に実家「三島食品」の家業を兄(長男)と共に引き継ぎ、兄は豆腐の製造、三男のご本人は飲食部門を担当し平成24年にこちらのお店をオープンされました。 今では予約がなかなか取れない人気店になっています。 豆腐専門店だけあって豆腐のクオリティは抜群です。 豆腐料理の多彩さと、デザートも豊富です。
豆腐の種類 | 約13種類 |
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買える場所の多さ | 店頭販売、ネット、スーパー |
会社の規模 | 従業員約45名 |
使用大豆 | 佐賀県産フクユタカ |
使用にがり | 不明 |
使用水 | 不明 |
三好食品工業は大正8年(1919年)創業という歴史ある会社です。当初は家業として近所を相手にした豆腐店に始まりましたが域外進出を目指し、田川市外、福岡県外と事業エリアを広げ、現在は関西へも出荷しているぐらい拡大しています。 出荷先はスーパーやコンビニなど全国に商品が出回っています。生産管理が特に厳しいコンビニエンスストアのおでんにも採用されています。 三好食品は大豆へのこだわりが強くて、国産大豆では福岡県や佐賀県産の品種「フクユタカ」を使用しています。その中でも中粒と大粒の大豆を厳選して大豆の風味を生かした味わいを出しています。
豆腐の種類 | 29種類 |
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買える場所の多さ | 全国スーパー、コンビニ |
会社の規模 | 従業員220名 |
使用大豆 | 福岡・佐賀県産フクユタカ、アメリカ大豆 |
使用にがり | 塩化マグネシウム |
使用水 | 不明 |
第6位は福岡市早良区脇山にある脇山豆腐店です。 住所こそ福岡市ですが、周りは山と畑という自然が豊かな場所で豆腐を作っているで美味しい豆腐ができる環境が整っています。 脇山豆腐店の水は背振山麓の脇山地区にあるので、地下40mからくみ上げた揚水地下水を使っています。 70年以上前から変わらないで製法でつくられる手作り豆腐はとにかくサイズも大きいです。 買える場所は近くの農家直売所で置いてあるのは見ましたが、スーパーなどに置いてあるかは不明です。
豆腐の種類 | 少ない |
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買える場所の多さ | 店頭販売 |
会社の規模 | 小規模 |
使用大豆 | 不明 |
使用にがり | 不明 |
使用水 | 背振の名水地下40m |
中間となる第5位の発表です。福岡県うきは市にある古賀豆腐店です。昭和2年創業で、とても歴史がある豆腐店です。外観の建物がいかにも歴史の古さを物語っています。手作りの豆腐やこんにゃくを作っています。寄せ豆腐は国産大豆のフクユタカとムラユタカをブレンドし、塩にがりで合わせた国産大豆100%の風味豊かな豆腐です。 商品の種類は一通りあるという感じです。豆腐の種類が比較的多いです。
豆腐の種類 | 約11種類 |
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買える場所の多さ | 店頭販売 |
会社の規模 | 小規模 |
使用大豆 | 朝倉産大豆のフクユタカとムラユタカをブレンド カナダ産大豆 |
使用にがり | 不明 |
使用水 | 不明 |
第4位は同じく福岡県うきは市にある重岡豆腐本舗です。 開業は1954年で50年以上の歴史があります。 昔ながらの豆腐店というイメージを持ちますが、2018年の全国豆腐品評会の九州予選で木綿豆腐部門6位に入るなど味を研究しているようです。 外観から個人経営のお店という感じがあります。工場の中も豆腐を作る機械が並んでいて、大量生産をしていないことが分かります。商品は豆腐類のほかにも、こんにゃく、ところてんなど約20種類も作っています。 もちろんスーパーの安い豆腐と比べると値段は高いですが、うきは産大豆にこだわって地元を大切にしています。
豆腐の種類 | 約20種類 |
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買える場所の多さ | 店頭販売、ネット(かりんとう) |
会社の規模 | 小規模 |
使用大豆 | うきは産大豆 |
使用にがり | 五島灘のほんにがり 硫酸カルシウム 塩化マグネシウム |
使用水 | 不明 |
ここからベスト3に突入します。 福岡市にある荒木豆腐店を紹介します。結構有名なお店ですが住宅街のわかりにくい場所にあります。 工場とお店が一緒になっていて新鮮なお豆腐をその場で購入することが出来ます。 大豆は九州産100%の減農薬大豆を使用し、にがりだけで豆腐を作り、また、地元ならではの油山水系の良質の地下水を使用しているので、雑味のない大豆の風味豊かな豆腐に仕上がっています。 商品の数は決して多くありませんし種類も限定されています。手造りだからこそだと思いますが、四季に合わせて色々な豆腐も造っているようです。それくらい一品にかける思いはすごいということです。価格もリーズナブルで買いやすいのも魅力です。
豆腐の種類 | 約14種類 |
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買える場所の多さ | 店頭販売、一部直売所 |
会社の規模 | 小規模 |
使用大豆 | 佐賀を中心に九州産ふくゆたか |
使用にがり | 天然にがり |
使用水 | 油山水系の天然水 |
第2位に輝いたのは嘉麻市内に一軒しかない豆腐店の森政食品です。 大正10年創業と歴史があり家族経営の豆腐屋さんです。 良質の大豆と水で造られる豆腐は濃厚そのものです。 豆腐品評会で数々の賞を受賞するような美味しい豆腐を作っています。
豆腐の種類 | 約17種類 |
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買える場所の多さ | 店頭販売、一部スーパー |
会社の規模 | 家族経営 |
使用大豆 | 熊本県産八天狗、福岡県産フクユタカ |
使用にがり | 糸島産にがり |
使用水 | 不明 |
第1位は福岡市にある石釜豆腐店です。販売される豆腐は、遠方からわざわざ買い求めに来る人がいるほどの人気があります。豆乳食パンや豆乳プリンなど、豆腐原料由来の加工食品も人気だそうです。 地下水の美味しいお水、国産大豆を使っているのが特徴のようです。工場兼直売所があります。おいしいみずを求めてこの地に工場を作ったとしか思えません。 素材にこだわっているので無添加なのでしょう。店内の商品は賞味期限3日だそうです。 お店には、豆腐各種、豆腐を使った惣菜、豆乳を使ったデザートが置いています。産直お野菜も少しだけあります。
豆腐の種類 | 約20種類 |
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買える場所の多さ | 店頭販売 |
会社の規模 | 小規模 |
使用大豆 | 九州産大豆 |
使用にがり | ほんにがり |
使用水 | 背振山地下湧き水 |