1.全国で買える豆腐ランキングを独断と偏見で発表します
10位は北海道産大豆と天然にがりを使い、
消泡剤を使わないこだわりの味協同組合の「自然の味 北海道大豆の充填豆腐」です。
こだわりの味協同組合は国産原料にこだわり、無添加にこだわり、味にこだわり、不安のない食品をご提供したいと考えるメーカーが集まった協同体です。
150gの豆腐が3個入ったパックです。
自然の味 北海道大豆の充填とうふ こだわりの味協同組合(丸喜)
にがみ1、舌触り4、堅さ2、塩3、甘さ3、濃厚3
クリーミーで柔らかくてツルッとした食感が魅力のとうふ。食べるとすぐに大豆の良い味が口の中に広がってくる。塩味も甘さも感じられるのも好ポイント。特に塩味は後からやってくる。シンプルにおいしく食べれる。
おとうふ工房いしかわは愛知県高浜市にある豆腐を作っている会社です。
明治年間に創業した歴史のある豆腐店ですが、それだけではありません。
工場は本社と三重県、愛知県の三ヵ所にあり、量産体制も整っています。
国産原料にこだわった豆腐、豆乳、湯葉はもちろん、きらず揚げ、パン、スイーツなど豆腐の材料を使った商品を作っているのが特徴です。
大豆はイソフラボンをたくさん含んだ北海道産ゆきぴりかを使っています。
オリゴ糖を配合しているので、臭みがなくてマイルドに仕上がっています。
究極のとうふ おとうふ工房いしかわ
にがみ1、舌触り4、堅さ2、塩3、甘さ3、濃厚3
クリーミーでとろけるような舌触りは好感触で、箸よりもスプーンが正解。大豆の少し独特な味があるけど癖もないのでそのまま食べるのも良い。塩味と甘さの主張が強めでメリハリがある味になっていて後味はうま味もある。
8位はローソンのブランドとして提供されている冷奴セットの井村屋の豆腐です。
豆腐は豆腐は有機大豆を使用しています。
井村屋として単品では商品化されていないようです。
井村屋はあずきバーやようかん、中華まんなどのでご存じの人も多いメーカーですが、最近では豆腐も作っています。
本社は三重県津市にあり、1896年の創業以来、自社のオリジナリティを重視した経営戦略を行っています。
冷やっこ 井村屋
にがみ1、舌触り3、堅さ2、塩2、甘さ4、濃厚3
ツルッとしていて密度が詰まっていて食感が楽しめる豆腐なので、冷やっこに最適。大豆の味もあると同時に甘さが比較的強くあるので、そのまま食べてもおいしい。後味まで甘さがあり、苦味もないので好感が持てる。
2019年の豆腐品評会九州・沖縄地区の最優秀賞に選ばれた一品です。
佐嘉平川屋の名前で知られる佐賀の豆腐店です。温泉湯豆腐や豆乳もちなど他の豆腐店とは違う路線の豆腐を作ってきましたが、普通の豆腐においても高い評価を受けています。
佐賀は全国有数の大豆の産地なので、工場の周辺には大豆の畑もあり、良質な大豆が豊富に採れる恵まれた環境で豆腐を作っています。
商品名:佐嘉平川屋のとっても濃い豆腐(佐嘉平川屋)
販売:佐嘉平川屋のとっても濃い豆腐(佐賀県武雄市)
内容量:250g
エネルギー:
にがみ2、舌触り3、堅さ2、塩2、甘さ2、濃厚4
確かに名前の通りに濃いのがわかる豆腐。舌触りもよくて食べやすい。のどごしも良くてすいすいとと食べれる。シロップ等をかけるとデザートとしても美味しいと思う。
おっとうふを作っているソイワールドは豆腐メーカーにしては珍しく平成21年に設立された新しい会社です。
商品数は少ないですが、山梨県産大豆「ナカセンナリ」および「あやこがね」を20/1000ミクロンまで粉砕し、工場に設けた井戸から取水した南アルプスの地下水を使った素材と消泡剤を使わないという豆腐はこだわりがあります。
販売:ソイワールド(山梨県南アルプス市)
内容量:150g×2
エネルギー:72kcal
おっとうふ ソイワールド
にがみ2、舌触り1、堅さ3、塩2、甘さ2、濃厚4
かなり口当たりはドロッとして濃厚さがあるのが分かる。大豆の味が濃厚で、粉っぽささえもある。塩味は甘さは程よくて大豆の少し独特な味が全面にある。
5位はさとの雪の商品がランクインしました。「豆乳入りおぼろ」という定番商品です。
さとの雪は徳島県鳴門市に本社がある豆腐の製造メーカーです。
商品は全国のスーパーで取り扱っており、各スーパーがプライベートブランドとして取り入れている有名メーカーでもあります。
「豆乳入りおぼろ」は手盛りで作った本格派おぼろで、豆乳を一緒に充てんすることで、濃厚な大豆の甘みが感じられます。
豆乳入りおぼろ さとの雪
にがみ2、舌触り2、堅さ2、塩2、甘さ2、濃厚4
豆乳が入っているので、水分量が多くて柔らかい食感のおばろ。少しザラっとしている。のどごしが良くて豆乳の濃厚さが楽しめる一品。塩味と甘さは少ないけど、バランスが良くておいしい。やみつきになる。
4位は同じくさとの雪の「こくとろ」で、平成28年度に開催された第2回全国豆腐品評会において、『アメリカ大豆アンバサダーアワード』を受賞した商品で、テレビ番組のマツコの知らない世界で話題になったこともあります。
油脂分や消泡剤(乳化剤)を使用せず、独自の製法でなめらか食感・コクを実現した一品。
こくとろ さとの雪
にがみ2、舌触り4、堅さ2、塩3、甘さ2、濃厚4
空気を含んでいなくて密度がとても高い食感で食べるととろけそうなほどクリーミー。まさに名前の通りで、それでいて濃厚な大豆の味を感じることができる。甘さは少ないけど癖もなく食べやすさがあるのでとりこになること間違いなし。
第3位は相模屋食料が手がける「POWER TOFU SALAD」です。
相模屋食料は豆腐業界におけるトップ企業で、本社が群馬県前橋市にあって、現在では工場を群馬県に6つもっていて、1日に150万丁もの豆腐を作っています。
「POWER TOFU SALAD」はヘルシーメニューの代表「サラダ」の中でも、とうふサラダを作るためのものです。
サラダ専用につくった豆腐は豆乳クリームを使って濃厚でクリーミィな味わいに仕上げているので、そのままでも十分美味しいです。
POWER TOFU SALAD(よせ豆腐) 相模屋食料
にがみ1、舌触り4、堅さ2、塩3、甘さ3、濃厚4
ドロッとした濃厚な豆乳が上にのっており、よせ豆腐は柔らかくて空気を含んでいてふわっとしている。さらにクリーミーさがある。大豆の味とうま味を兼ね備えてシンプルにおいしいので何もつけなくても食べれる。甘さと塩味が強くないけどバランスが良い。
第2位は梅の花の「手作り絹ごし豆腐」です。
梅の花は福岡県久留米市に本社があり、1976年に創業したお店で、現在は全国に250店舗以上あります。
「手作り絹ごし豆腐」は平成28年度の全国豆腐品評会【絹ごし部門】で金賞を受賞した逸品です。
するりとほどける柔らかさの絹ごしで北海道産大豆「トヨマサリ」を使っています。
絹 梅の花
にがみ1、舌触り4、堅さ2、塩2、甘さ4、濃厚3
密度が詰まっていて、ドロッとしていてなおかつクリーミーな食感が魅力の豆腐で、大豆の甘味とうまみが強調されたおいしい豆腐。のどごしが良くて癖がないので食べやすい。
1位に輝いたのはアサヒコの「いちのたくみ」です。
アサヒコは埼玉県行田市で1972年より豆腐を製造している会社です。
現在は本社をさいたま市に置き、埼玉、長野、群馬、神奈川に6つの工場を持ち、海外にもネットワークを持つ大規模な会社になっています。
いちのたくみは北海道産の大豆を使った豆乳入りの寄せ豆腐です。
いちのたくみ アサヒコ
にがみ2、舌触り4、堅さ2、塩2、甘さ4、濃厚4
豆乳が入っており、味が濃くて、豆腐はクリーミーでかなり濃厚さがある。大豆の味と甘さが全開で旨みもある。後味まで大豆の味と甘さがあるのでおいしい。豆乳の絡みも抜群。