1.全国展開しているローソンの豆腐を食べた感想
ローソンとは
ローソンはコンビニの店舗数としてはセブンイレブン・ジャパン、ファミリーマートに次ぐ3位となっており、全ての都道府県に出店しています。
ローソンの経営戦略は時代の流れに合わせた店舗づくりにあります。
コロナ禍でお店に来る人が減っている分、デリバリー事業に参入しようとしたり、首都圏で流行している食べ物をいち早く販売して全国各地で楽しめるようにしています。
最近のヘルシー志向から健康や美容に配慮した商品を豊富に取り扱っているのもローソンです。豆腐でもチョコっとうふ、ぷにもちっTOFUなどスイーツとコラボした商品も登場しました。
2.ローソンの取り扱い商品
ローソンの豆腐の種類は公式サイトによると「濃い味の豆腐」「とうふそうめん風」と関東・東北限定の「絹豆腐 ヤマダフーズ」九州・沖縄以外で取り扱いがある「焼きとうふ」があります。住んでいる地域によって豆腐の取り扱いメーカーや種類が異なるのがコンビニの特徴です。
ローソンでは東北地方限定で「しみ豆腐」沖縄限定で「ゆし豆腐」などを発売しています。
店名 | ローソン |
使用大豆 | メーカーにより異なる |
にがり | メーカーにより異なる |
水 | メーカーにより異なる |
消泡剤 | メーカーにより異なる |
ローソンの商品一覧(豆腐のみ)
きぬ豆腐 山食
きぬ豆腐 筑豊食品
もめんとうふ 丸山商店
チョコっとうふ 井村屋
濃い味の豆腐 井村屋
おぼろ豆腐 京都タンパク
ゆし豆腐 まえさと
島とうふ まえさと
※地域により豆腐の種類は異なります。
3.ローソンの商品を食べた感想
濃い味の豆腐 ローソン(井村屋)
にがみ1、舌触り2、堅さ2、塩2、甘さ2、濃厚3
絹のようにツルっとした表面で、密度が高くて柔らかい食感がある。大豆の味が十分にあってほどよい甘さと塩味を兼ね備えている。苦みがなくて癖がないので食べやすい。
商品名:きぬ豆腐 山食(ローソン)
販売:ローソン(東京)
内容量:150g×3
エネルギー:87kcal(150g)
きぬ豆腐 山食(ローソン)
にがみ2、舌触り2、堅さ3、塩2、甘さ2、濃厚2
表面はツルっとしていて舌触りは少し固形がある感じ。大豆のうまみが後味にほのかに楽しめる。塩味と甘さは少なめでクセがないので食べやすい。
商品名:チョコっとうふ 井村屋(ローソン)
販売:ローソン(東京)
内容量:125g
エネルギー:144kcal
チョコっとうふ 井村屋(ローソン)
にがみ2、舌触り2、堅さ2、塩2、甘さ4、濃厚1
ドロっとして濃厚さがうかがえる食感で、大豆に砂糖とチョコ、カカオで味付けがしてあり、豆腐の味は後味に少しある程度。チョコとカカオが強くて甘さはしっかりあってデザートとしてバッチリ。
商品名:濃い味の豆腐(ローソン)
販売:ローソン(東京)
内容量:150g×2
エネルギー:182kcal
にがみ2、舌触り4、堅さ1、塩1、甘さ3、濃厚3
絹のような舌触りで、まろやか。にがみもなく甘さがほんのりと漂って味はおいしい。パッケージにうたってある濃厚という割にはそこまで濃厚さを感じられない。
商品名:おぼろ豆腐(ローソン)
販売:ローソン(東京都)
内容量:300g
エネルギー:170kcal
おぼろ豆腐 ローソン
にがみ2、舌触り4、堅さ1、塩3、甘さ3、濃厚2
絹のように柔らかめのおばろ豆腐で、口当たりは滑らかでツルッとしている。味は甘さがほのかにあって少し塩感が後味にある。苦味は少なくて豆乳を薄めて固めたような味。タレはカツオベースで濃い味。
商品名:ゆし豆腐(ローソン)
販売:ローソン(沖縄県)
内容量:500g
エネルギー:56kcal(100g)
ゆし豆腐 ローソン
にがみ2、舌触り2、堅さ2、塩4、甘さ2、濃厚2
崩れていて柔かさがある豆腐で、とても塩感が特徴的。水分量も多めで少し水っぽさがあって、ほのかな甘さもある。大豆の濃さはあまりない。
商品名:島とうふ(ローソン)
販売:ローソン(沖縄県)
内容量:170g×2
エネルギー:84kcal(100g)
島豆腐 ローソン
にがみ2、舌触り2、堅さ2、塩3、甘さ3、濃厚2
少し柔らかめの木綿豆腐という感じだけど、きめ細かさが少し特徴。塩感よりは甘さが少し強めで優しさがある。大豆の濃さはあまりない。
商品名:もめん豆腐 ローソン(丸山商店)
販売:ローソン(全国)
内容量:160g×2
エネルギー:128kcal(160g)
もめん豆腐 ローソン(丸山商店)
にがみ1、舌触り2、堅さ2、塩1、甘さ2、濃厚2
表面は少し硬いけど中は空気を含んでいて柔らかさのある食感。大豆の味は程よくて、苦みがなくて食べやすい。塩味はなくて大豆本来の甘さが時折あらわれる。
商品名:きぬ豆腐 ローソン(筑豊食品)
販売:ローソン(全国)
内容量:400g
エネルギー:264kcal(400g)
きぬ豆腐 ローソン(筑豊食品)
にがみ1、舌触り3、堅さ2、塩2、甘さ2、濃厚2
絹らしい柔らかさがあるけど、表面はざらっとした口当たりの豆腐。甘さや塩味は少なくて最も大豆の味があるけど、全体的には濃くなくてバランスは良い。苦味もなくてクセもないので食べやすい。
もめん豆腐 筑豊食品(ローソン)
にがみ1、舌触り2、堅さ2、塩2、甘さ2、濃厚2
柔らかめの木綿豆腐だけど、少し弾力もある。ほどよい大豆の味があるのが良くて甘さより塩味が少しまさっているも、どちらもわずかという印象。
もめん豆腐 ローソン(山食)
にがみ1、舌触り2、堅さ2、塩2、甘さ2、濃厚2
空気を含んでいて水分量が多い食感の豆腐で柔らかさがある。ほのかな大豆の味があり、苦味もなくて癖がないので食べやすい。塩味よりは甘さがあるのが特徴でそのままでもおいしく食べれる。
冷やっこ 井村屋
にがみ1、舌触り3、堅さ2、塩2、甘さ4、濃厚3
ツルッとしていて密度が詰まっていて食感が楽しめる豆腐なので、冷やっこに最適。大豆の味もあると同時に甘さが比較的強くあるので、そのまま食べてもおいしい。後味まで甘さがあり、苦味もないので好感が持てる。
玉子とうふ ふじや食品
にがみ1、舌触り4、堅さ2、塩4、甘さ3、濃厚2
ツルっとのどごしと口当たりがよい玉子とうふで、玉子の風味がありつつ、甘さより塩味が強い味。苦味もなくてサッパリしていてシンプル。
キムチ豆腐 むつみ(ローソン)
にがみ2、舌触り2、堅さ2、塩2、甘さ1、濃厚2
豆腐とキムチ、たれがセットになった商品で、豆腐はむつみのもの。ツルっとした舌触りで柔らかめの食感が特徴の豆腐で、塩味より酸味が少しまさっている。ほのかな大豆の味があり、後味まで長く楽しめる。甘さは少なくて大豆感がもっとも強い。
4.ローソンの豆腐メーカーリスト
山食
山食は1890年に奈良県吉野郡で創業しました。かなり歴史の長い会社で、創業当時は通常販売と付近の旅館に個人商店として豆腐や揚げを提供していたのが山食の始まりです。
現在は最新の設備を備えた2つの工場を持ち、豆腐をはじめ油揚げ・ うの花を製造して仕入れから製品包装までシステム化して、すべて行っています。→山食の詳しい説明(サイト内)
筑豊食品
筑豊食品は福岡県直方市にある豆腐や揚げ、和惣菜の製造メーカーです。
工場や本社の建物は外観はきれいで面積も大きいので、比較的規模が大きい会社のようですが、すべて謎に包まれています。→筑豊食品の詳しい説明(サイト内)
井村屋
井村屋はあずきバーやようかん、中華まんなどの食品を取り扱う会社です。
本社は三重県津市にあり、1896年の創業以来、自社のオリジナリティを重視した経営戦略を行っています。
もともと菓子類をメインにしたあずきバーやようかんを取り扱っていましたが、中華まんなどの食品やデザート類からカステラ・和菓子など幅広い商品を取り扱っています。最近では豆腐も作っています。→井村屋の詳しい説明(サイト内)
京都タンパク
京都タンパクは京都の南東部に位置し、かつて「伏水」と表記されていたほど良質の水が豊富に湧き出る地「伏見」の地で1966年、京禅庵の前身「石田の豆腐店」はその第一歩を踏み出しました。
1975年の株式改組を機に量産化設備を整え、販路を広げていき、京都にとどまらず関東から九州まで商品を販売しています。→京都タンパクの詳しい説明(サイト内)
まえさと
まえさとは沖縄県中頭郡西原町で豆腐やこんにゃく、もやしの製造と販売をしている会社です。
沖縄本島の南部にある会社で、沖縄の食文化にとって欠かすことのできないこんにゃくや豆腐という大切な食品を取り扱っています。→まえさとの詳しい説明(サイト内)
※地域により豆腐のメーカーは異なります。