東京都青梅市「とうふ工房ゆう」の豆腐を食べた感想

とうふ工房ゆうとは

東京都青梅市にあるとうふ工房ゆうは日本一美味しい豆腐を決める全国豆腐品評会で日本一になったこともある豆腐店なので紹介します。

東京にありながら青梅駅から歩いて15分ほどの裏宿町という閑静な住宅街に工房を構えており、2016年にオープンした新しい豆腐店です。

なぜ日本一になれたのかというとこだわり抜かれた大豆の品質と技術力にあります。

大豆については提携農家さんが丹精込めて栽培した新潟県、宮城県、長野県産の中からその年・その時期によって、一番バランスの良い大豆の選択をしています。特選の商品には、全国各地の在来種を使っており、新潟県産の肴豆や越後娘などです。
在来種とは品種改良がされていないこの土地や風土の中で育った種のことで、強い甘みや香りがありますが、収量は少なく生産者も少ないため貴重です。

大豆の性質として、豆腐として適しているのは、高たんぱく低糖質ですが、在来種大豆はたんぱく質が非常に低く、糖質が高いので、固まりにくいですが、その分とても甘みや香りが強い大豆という特性があります。

２．とうふ工房ゆうの取り扱い商品

工程において機械はすべて自動化せずに手動で操作し、一釜一釜丁寧に炊き、その日の気温や湿度によって異なる特性をもつ生き物である大豆をうまく引き出しています。
一般的な豆腐はたいてい大豆10％程度ですが、とうふ工房ゆうの特選なら18％、ふつうのものでも15％という違いがあります。
にがりについては伊豆大島産の天然にがりを使っています。凝固力が強く、製造する上では扱いが難しいのですが、濃い豆乳をクリーミーな極上のなめらかさに仕上げるのが、とうふ工房ゆうの技術力なのです。

作られる豆腐の美味しさからお店の評判はすでに近隣地域に定着しており、値段が高い特選とうふから売り切れていくそうです。購入したい場合は電話で取り置きしてもらうのが確実なようです。

店名	とうふ工房ゆう
使用大豆	新潟県、宮城県、長野県産大豆 新潟県産の肴豆や越後娘
にがり	伊豆大島産の天然にがり
水	不明
消泡剤	不明

とうふ工房ゆうの商品一覧
木綿
絹ごし
特選絹ごし
特選よせ豆腐
湯葉
濃い豆乳
油揚げ
青大豆油揚げ
生揚げ
日替わりがんも
揚げ出し豆腐
青大豆納豆
おからドーナツ
豆乳ソフト

３．とうふ工房ゆうの商品を食べた感想

もめん ゆう
にがみ1、舌触り2、堅さ2、塩2、甘さ3、濃厚4
網目が細かく入った見た目で、空気を含んでいて柔らかい食感で、中はザラッとした口当たり。食べると大豆の味がしっかりあるのが分かる。塩味よりは甘さが後味まで続いていてきめの細かい豆腐に仕上がっている。



絹ごし ゆう
にがみ1、舌触り4、堅さ2、塩2、甘さ3、濃厚4
表面はツルッとしているけど、中身は密度が詰まったドロッとした濃厚な口当たりで、のどごしが良い。大豆の味がしっかりあって、塩味より甘さが強いので美味しさが際立っている。濃厚さはチーズのような感覚。



よせとうふ ゆう
にがみ1、舌触り3、堅さ2、塩2、甘さ4、濃厚5
よせとうふにしてはまとまりがあり、柔らかいけど、密度が詰まったクリーミー甘くてさもある複雑な食感。何より濃厚さが前面に入ってきて、のどごしも抜群。大豆の味が濃厚で甘くてミルクのような味に仕上がっている逸品。食べるほどにハマってしまう。



特撰絹ごし ゆう
にがみ1、舌触り4、堅さ2、塩2、甘さ3、濃厚5
豆腐品評会金賞受賞
口に入れた瞬間は滑らかさがあるけど、食べるとどろっとしてかなり濃厚さのある食感。国産の青大豆は青臭さもなくてチーズのように濃厚な大豆の味に仕上がってレベルの高さがうかがえる逸品。塩味はあまりなくて甘さが食べ終わるまで続いており、飽きさせない。のどごしもバツグンなのでハマるうまさ。

４．とうふ工房ゆうへのアクセス方法と口コミ情報

店名：とうふ工房ゆう
お問い合わせ：0428-84-2470
住所：東京都青梅市裏宿町570-7
営業時間： 10:00～16:00 ※売り切れ次第終了いたします。
定休日：日曜・月曜
駐車場：不明




とうふ工房ゆうの口コミ情報