目次

1.京都府京都市のとようけ屋山本

京都のとようけ屋山本

とようけ屋山本とは

京豆腐 とようけ屋山本のお店があるのは京都の風情が深く残る西陣エリアです。北野天満宮の門前町、現在の一条通七本松西側です。明治30年創業と歴史があります。
とようけ屋という屋号は独特ですが、伊勢神宮外宮の祭神の豊宇気毘売神(トヨウケビメノカミ)から五穀の恵みを受けれるようにと名づけられました。

お店の店構えは歴史を物語っています。老舗という雰囲気があって床が石を使っているあたりも昔から使っている証拠でしょう。
京都のとようけ屋山本京都のとようけ屋山本
商品が並んでいる直売所の奥は工場になっていて、実際に作っている様子も分かります。

豆にはこだわっており、大白眉という中国のものを使っています。中国産っと思った人もいるかもしれませんが、国産大豆より高価なので一般の豆腐店では使っていません。味は甘くて美味しいですが固い豆腐になりにくいようです。「豆の味」がしっかりと味わえる豆腐は、入ってくる大豆それぞれに応じてゆでる温度を変え、味わいを最大限に引き出しています
京都のとようけ屋山本
また「水の味」を大事にするとようけ屋さんの敷地内には、地下60メートルに達する井戸もあり、「豆」と「水」へのこだわりが豆腐作りに活かされています。





2.とようけ屋山本の取り扱い商品

京都のとようけ屋山本京都のとようけ屋山本
豆腐だけでも15種類以上、揚げ物と湯葉をあわせると数十種類以上もの豊富な品揃えでさまざまな味わいを楽しめ、中には豆腐プリンやヨーグルトなどのスイーツもいただけます。絹ごしや木綿、焼きに加え、すりおろした柚子の皮を加えた「本柚子豆腐」、練り胡麻たっぷりの「胡麻豆腐」、「ちょっと上等ええかげんなそこそこ豆腐」というネーミングもユニークなデザート感覚で使えるお豆腐も。硬さや食感がそれぞれ微妙に変えられているので、いろいろ試してお気に入りの一つを見つけてみてはいかがでしょう。


京都のとようけ屋山本
店名 とようけ屋山本
使用大豆 大白眉(中国産)
国産オオツル
にがり 塩化マグネシウム、グルコノデルタラクトン
敷地内地下60mの井戸水、水道水
消泡剤 使用

とようけ屋山本の商品一覧
木綿豆腐 170円
焼豆腐 170円
ソフト豆腐 170円
柚子香料入 絹ごし豆腐 170円
手造りにがり絹ごし豆腐 210円
本柚子豆腐 210円
胡麻豆腐 210円
青紫蘇豆腐 210円
ちょっと上等 ゆるる寄せ豆腐(豆乳入朧豆腐 白)  210円
寄せ豆腐 白 200円(税別)/黒 220円(税別)
ちょっと上等 ええかげんなそこそこ豆腐 200円
ちょっと上等 つるりにがり絹ごし豆腐(充填豆腐 300g)  190円
黒豆豆腐(充填豆腐 300g) 210円
十六夜豆腐(480g) 500円
辛子豆腐(大/中) 170円
油揚げ豆腐 250円
いなり揚げ 65円
生揚げ 1個:60
百合根銀杏入ひろうす 160円
並ひろうす 55円
きんかんひろうす 40円
ふく俵 240円
甘湯葉 160円
東寺湯葉 210円
湯葉旨煮 310円
つまみ湯葉 310円
芳醇練り胡麻 つまみ湯葉 330円
引上げ湯葉 260円
芳醇練り胡麻 引上げ湯葉 280円
小巻湯葉 260円
豆乳プリン ブルーベリーソース:220円
豆乳ヨーグルト 140円
うの花(白) 60円
豆乳 200g:100円




3.とようけ屋山本の商品を食べた感想

とようけ屋山本の豆腐
木綿豆腐 とようけ屋山本
にがみ2、舌触り2、堅さ3、塩3、甘さ3、濃厚4
もめんらしい堅さがあって舌触りはごつごつしてよくない。やはり大豆の濃さがあって独特の味がする。後から奥深い塩っぽさと甘さがあるのでうまい。


にがり絹ごしとうふ とようけ屋山本
にがり絹ごしとうふ とようけ屋山本 210円
にがみ3、舌触り2、堅さ2、塩3、甘さ3、濃厚4
柔らかくて絹ごしとうふらしい食感をしていてツルっと感もある。塩味と甘さのバランスが絶妙で、後味にしっかりとした独特の大豆の味が楽しめる。苦みも伝わってくるけど、甘さも同時にあって奥深い。

とようけ屋山本の豆腐
寄せ豆腐 とようけ屋山本 226円
にがみ2、舌触り2、堅さ2、塩2、甘さ5、濃厚5
口に入れると濃厚な大豆の味と甘みが口いっぱいに広がってくる。柔らかめの豆腐はとろけるような食感が楽しめる。他にはない感覚の豆腐でのどごしが良い。少し後味に苦味が伴なうのはよほど濃厚な証拠。


とようけ屋山本の豆腐
ゆるる寄せ豆腐 とようけ屋山本 226円
にがみ2、舌触り3、堅さ2、塩2、甘さ4、濃厚5
寄せ豆腐らしい柔らかさがあって口の中でとろけるような食感。味は質の高い大豆の味が前面に出ていて塩っぽさはなくて甘さとの融合が見事な一品。他にはない感覚の豆腐でのどごしが良い。少し後味に苦味が伴なうのはよほど濃厚な証拠。やみつきになる旨さがある。


胡麻豆腐 とようけ屋山本
胡麻豆腐 とようけ屋山本
にがみ3、舌触り4、堅さ2、塩4、甘さ2、濃厚4
とても柔らかいごま豆腐で、さらっとした舌触りは良い。味は胡麻の風味が上品に香る一品。甘さは少なくて後味に塩っぽさと上品な苦味を感じる。最後に旨味があるという胡麻豆腐としては奥深い味になっている。


とようけ屋山本の豆腐とようけ屋山本の豆腐
豆乳ヨーグルト とようけ屋山本
にがみ1、舌触り2、堅さ2、塩1、甘さ5、濃厚1
粘りがあってもっちりとしている。さすがカスピ海ヨーグルトの存在感が強い。舌触りはドロッとしていて良いとはいえない。味は砂糖が入っていて結構甘さが強い。豆乳の味はあまりしないのでかき消された感じがある。


ソフト豆腐 とようけ屋山本
ソフト豆腐 とようけ屋山本 170円
にがみ4、舌触り3、堅さ2、塩1、甘さ2、濃厚3
スッと箸が入る絹の豆腐で、食感としては柔らかい。最初にくる感覚はにがみで結構強烈なにがみが一瞬襲ってくるけど後には引きずっていないので嫌みがない。塩っぽさはなくて後を引く甘さがじわじわとくる。大豆の独特の味が楽しめて良い。


そこそこ豆腐 とようけ屋山本
そこそこ豆腐 とようけ屋山本 200円
にがみ1、舌触り4、堅さ2、塩3、甘さ4、濃厚4
食感が柔らかくてなめらかかつクリーミーな豆腐。味は大豆の味もあるけど、豆乳のようなミルクを食べているような感覚になる。それくらい甘さが際立っているのと、後味に塩っぽさがある。全然そこそこではない豆腐だった。


辛子豆腐 とようけ屋山本
辛子豆腐 とようけ屋山本 170円
にがみ1、舌触り5、堅さ1、塩2、甘さ2、濃厚2
とてもふわふわな感覚の豆腐で、中に辛子が入っている。口の中でとろけそう。大豆の濃さはあまりなく塩っぽさや甘さも少ない。豆腐のうまみが伝わる。辛子は結構きつくてツンとくるけど、上品な味わいが楽しめる。豆腐とのコラボは珍しいけど、よくマッチしている。


つるりにがり絹ごし豆腐 とようけ屋山本
つるりにがり絹ごし豆腐 とようけ屋山本 190円
にがみ3、舌触り4、堅さ2、塩2、甘さ3、濃厚4
絹ごしだけにツルッとした口当たりがあって柔らかいプリンのような食感が楽しめる。味は塩感はほとんどなく、少し甘さがある。後味には苦味があるけど、それも上品。大豆の濃さも存分に楽しめておいしい豆腐。


丹波黒豆寄せとうふ とようけ屋山本丹波黒豆寄せとうふ とようけ屋山本
丹波黒豆寄せとうふ とようけ屋山本 220円
にがみ3、舌触り4、堅さ1、塩3、甘さ1、濃厚3
色からして黒豆の要素が満載という感じだけど、味に関しては黒豆感は強くない上品な味わい。後味には苦味が少し伴っているのが特徴。とても舌触りはクリーミーで堅さは全くない。甘さはないけど塩っぽさが少しある。


青紫蘇豆腐 とようけ屋山本青紫蘇豆腐 とようけ屋山本
青紫蘇豆腐 とようけ屋山本
にがみ4、舌触り2、堅さ2、塩2、甘さ2、濃厚2
柔らかい豆腐で、舌触りが少しざらっとしている。味は塩感と後味に甘さがあるものの、酸味と苦味が強く現れている。しっかりとした紫蘇の味を感じれるけど、大豆の濃さはそこまで強くなっていない。


焼豆腐 とようけや山本
焼豆腐 とようけや山本
にがみ3、舌触り2、堅さ2、塩3、甘さ3、濃厚4
表面のみ焼かれている豆腐で、膜を貼っている。焼き面は苦みが強くて弾力があって口に残る感じがある。一方で中身は柔らかくて食感でも重ねて飽きることがない。味は塩っぽさもあるけど甘さも奥深く出ているので楽しめる。大豆の濃さもしっかりと残っている。


豆乳プリンブルーベリー とようけ屋山本
豆乳プリンブルーベリー とようけ屋山本 220円
にがみ2、舌触り2、堅さ1、塩2、甘さ3、濃厚2
もちっとしているけど柔らかめの豆乳プリンで、食感としては優しい。味は豆乳の濃さはそこまで強くなく甘さも割とある。塩っぽさはなくて後味も悪くない。ブルーベリーはさらっとしていて甘さが強い。ブルーベリー自体の味はそこまで強くない。


とようけ屋山本のクリーミー豆乳とようけ屋山本のクリーミー豆乳
とようけ屋山本のクリーミー豆乳 とようけ屋山本
濃さ4 後味4 甘さ3 飲みやすさ4 味付け
大豆固形12%だけあって濃さはある。もちろん濃さだけではなくてクリーミーな口当たりになっていて飲みやすい。とても癖がなくて甘さも自然なのでうまい。後味にもむつこさがなくて良い。


生揚げ とようけ屋山本
生揚げ とようけ屋山本
にがみ4、舌触り1、堅さ2、塩3、甘さ2、濃厚3
側の揚げは弾力があってよく揚げられている。だけど油っぽさはなくて揚げの良さがあふれて出てくる。少し良い苦味がある。豆腐はざらっとしていて濃厚さが伝わってくる。


ひろうす とようけ屋山本
ひろうす とようけ屋山本
ごまとニンジン、ごぼうが入ったひろうすで、ごまのアクセントがとても強くて主張している。外の揚げは割と堅めで旨味がつまっている。中の豆腐はシンプルで目立たない印象だけど癖がない。

引揚げ湯葉 とようけ屋山本
引揚げ湯葉 とようけ屋山本
にがみ1、舌触り3、堅さ3、塩2、甘さ3、濃厚5
とても弾力があってえ堅めの湯葉になっており、味は濃厚さがすごくて口の中に大豆の味わいが広がり続けている。塩感よりも甘さが勝っていてすべての良さが濃縮された湯葉。


4.とようけ屋山本へのアクセス方法

店名:とようけ屋山本 本店
お問い合わせ:075-462-1315
住所:京都府京都市上京区七本松通一条上る滝ケ鼻町429-5
営業時間:
6:00~18:00
定休日:なし
駐車場:なし


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