1.京都府京都市の並河商店
並河商店とは
並河商店は京都駅から徒歩で10分弱というバツグンの立地にある豆腐店で、歴史も大正14年創業ということで古いです。お豆腐屋さんとして地元の食を支えてきました。
余計なものを入れないシンプルかつ丁寧に作り上げたお豆腐は、豆本来の味を存分に楽しめます。
新装開店したばかりの店舗の外観は、黒を基調に木材の温かみのある落ち着いた雰囲気です。店頭のショーケースには、豆腐や油揚げがサンプルのように丁寧に1つずつ並べられていました。
中の作業場では忙しそうにしていました。毎日こんな感じなのでしょうか。
2.並河商店の取り扱い商品
長年、周辺のホテルや旅館、飲食店へ豆腐を卸している並河商店の豆腐づくりの基本方針は、美味しく料理してもらえるような豆腐をつくることです。大豆は富山産の「エンレイ」とカナダ産の白目大豆をブレンドし、大豆の主張が強すぎない豆腐に仕上げています。
並河商店で通年販売しているのはもめんと絹近いソフトもめんの2つです。また絹ごしには寒天を使っているのも独特です。豆腐を固める凝固剤として寒天を混ぜると安定して固まることと、食感のよさがあるので使っているようです。
店名 | 並河商店 |
使用大豆 | 富山県産エンレイとカナダ産大豆に糸寒天を使用 |
にがり | 塩化マグネシウム |
水 | 不明 |
消泡剤 | 使用 |
豆腐各種(ソフト・もめん・焼き・おぼろ・白ゴマおぼろ・黒ゴマおぼろ) 一丁 190円
油揚げ 一枚 190円
豆乳(500ml) 一本 200円
ひろうす(がんもどき) 一個 60円
きんかん 一個 30円
厚揚げ 一個 60円
おから(350g) 一袋 60円
3.並河商店の商品を食べた感想
京とうふもめん 並河商店
にがみ3、舌触り2、堅さ2、塩1、甘さ2、濃厚2
柔らかめのもめん豆腐で、少しざらっとした食感がある。味は塩感はないけど甘さが後から徐々にやってくる奥深い味。ただ大豆の濃さは少ない。
おぼろとうふ 並河商店
にがみ2、舌触り2、堅さ3、塩2、甘さ2、濃厚3
弾力がある食感でおぼろにしては少し硬い。味は塩感と甘さのバランスが程よい。そして苦味も少ないのでそのままでも十分食べれる一品。大豆の濃さも後味にあってくせになる可能性もある。
白ごま入りおぼろとうふ 並河商店
にがみ2、舌触り2、堅さ2、塩2、甘さ2、濃厚3
おぼろにしては堅めの豆腐で、とにかく白ゴマの臭いがすごくて口に入れるとかなり胡麻が広がる。苦味も少なくて甘さは少ないけど癖がなくて食べやすい。味は十分に楽しめる。
4.並河商店へのアクセス方法
店名:並河商店
お問い合わせ:075-371-1722
住所:京都市下京区東洞院通正面上る筒金町50
営業時間:6:00~20:00
定休日:日曜、祝日
駐車場:なし
Copyright © 2017 豆腐と納豆を徹底比較!全国の豆腐店を訪問した結果 All rights Reserved.