愛媛県新居浜市の豆柴豆腐に行って豆腐を食べた感想

豆柴豆腐とは

豆柴豆腐は愛媛県新居浜市にある豆腐の製造メーカーです。

豆腐製造機械大手のアールが本当の豆腐のおいしさを知ってもらおうと、 2022年に若水町に豆腐工場とショップをオープンさせました。

アールは1970年に設立し、豆腐製造装置の設計・製造・販売を行っています。パック詰め装置を業界で先駆けて開発した実績があります。

パン業界は大手と地元の小さな個人店のすみ分けがきちんとできていますが、豆腐屋業界は大手メーカーに価格面で勝てないのが個人店の現状です。そこで、豆腐の素晴らしさを再認識してほしいという思いで豆柴豆腐を立ち上げることにしました。

なぜこの場所にしたかと言うと、平成の名水百選にも選ばれた湧水地・つづら淵があり、やわらかな軟水の水は豆腐づくりに最適で豆柴豆腐の工場は淵水源に隣接して建てています。

そして、豆腐づくりの理想は、できたての熱い豆乳と天然にがりですが、天然にがりはすぐに凝固するので、すぐに固まってしまうという難点がありました。

豆腐製造機械大手の会社だからこそ、36カ所のノズルで同時に天然にがりを噴射できる装置を独自開発することに成功しました。

２．豆柴豆腐の取り扱い商品

原料にもこだわっており、高級品種の宮城産大豆ミヤギシロメや北海道産大豆ユキホマレなど国産大豆を丁寧な手洗いでゴミや汚れ、苦味を取り除きます。

さらに、平成の名水百選に入った湧水池・つづら淵の湧き水、 沖縄産天然にがりを使い、保存料や安定剤などよけいなものを一切入れずに、 衛生管理された工場で豆腐を作っています。

外観はとても豆腐を作っている工場とは思えないくらいスタイリッシュでメタリックなデザインです。

店内は作業場と販売スペースに分かれていて、スタイリッシュなデザインです。
手前に販売スペースがあり、冷蔵ケースには豆腐が並んでいます。
ショーケースに入っているとケーキのような錯覚に陥ります。

ショーケースの隣には、豆腐工場があり、ガラス張りになっていて、中の様子を見学することができます。

機械は新しいこともあり、とても綺麗です。大型のものもあるので、さすが機械メーカーが作る豆腐という感じです。

また、お店の外には豆腐の自動販売機が24時間稼働しています。

店名	豆柴豆腐
使用大豆	宮城産大豆ミヤギシロメ 北海道産大豆ユキホマレ
にがり	沖縄天然にがり
水	湧水池・つづら淵の湧き水
消泡剤	不明

豆柴豆腐の商品一覧
木綿豆腐…独自の瞬間凝固製法によって国産大豆と天然にがりが理想の状態で合わさった。
絹ごし豆腐…きめの細かい布袋を使って豆乳を丁寧に漉して作った。
とろける豆腐…自動販売機で唯一販売していない商品。
生豆腐…ナノミキシング製法が可能にした、ありそうでなかった新感覚の豆腐。
飲む豆腐…独自製法で生まれたとろける食感。
濃厚豆乳…ピュアで安心な植物性タンパクを、日々の美容と健康に。
飲む美容液…イソフラボン含有量の多い希少な北海道産大豆ユキホマレを使用。

３．豆柴豆腐の商品を食べた感想

完熟OBORO 豆柴
にがみ1、舌触り4、堅さ2、塩2、甘さ4、濃厚5
密度が詰まっていて柔らかくてふわっとした口当たりが特徴の豆腐で、のどごしも抜群。大豆の味がしっかりあってミルクのような味があり、自然で美味しい。濃厚さがかなり強くて甘さもかなりあるのでそのまま食べても美味しいし、はまっていくうまさ。



もめん 豆柴
にがみ1、舌触り2、堅さ4、塩2、甘さ4、濃厚4
少し空気を含んでいて堅めの食感が特徴の豆腐で、食べるとミルクのような大豆の味が口の中に広がってくる。塩味よりも甘さがしっかりあるので美味しい。この大豆の濃さにして、よく堅められているので、レベルの高さをうかがえる。



ザル 豆柴
にがみ1、舌触り3、堅さ3、塩2、甘さ4、濃厚5
水分量がなくて密度が詰まっていて少し堅さのあるザル豆腐だけど、口当たりはまろやかでふわっとしていて口の中は複雑。大豆の味はミルクのような自然な味でいて塩味よりも甘さが強いので何もつける必要はない。癖がなくて後味まで大豆の濃厚さが残っていて、ハマる。



MELTY TOFU 豆柴
にがみ1、舌触り2、堅さ1、塩1、甘さ3、濃厚5
ドロっとしていてもはや固形ではない豆腐で、密度が詰まっていて濃厚。箸では崩れてしまうのでスプーン必須。大豆の味が本格的に濃厚過ぎて濃い。塩感は少なくて甘さが強いのでそのままで美味しい逸品。食べれば食べれるほどに美味しくてのどごしも抜群。

４．豆柴豆腐へのアクセス方法

店名：豆柴豆腐
お問い合わせ：0897-35-0048
住所： 愛媛県新居浜市若水町２丁目５−１７
営業時間：10時00分～15時00分
定休日：水曜日
駐車場：あり