1.全国展開している中田食品の豆腐を食べた感想
中田食品とは
中田食品は北海道帯広市で豆腐を作っている会社です。
1958年に北海道帯広市で創業して、当初はこんにゃくを作っていましたが、「広大な大地と青い空、きれいな水。これらの素晴らしい自然環境に恵まれた地元十勝の原材料を使用したい!」との思いから、十勝産大豆を主体とする北海道産大豆にこだわった豆腐づくりを1989年より開始しています。
ほかの地域の大豆と比べると甘みが強いと言われる十勝の大豆ですが、豆腐を作るには固まりづらく、高い製造技術が要求されますが、贅沢に使用し、濃度の濃い豆乳を固めて作っています。 加熱処理しない生とうふを作っているのも特徴です。
2.中田食品の取り扱い商品
商品は豆腐や揚げのみならず枝豆豆腐や豆腐の薫製といったユニークな商品も製造しています。
枝豆ころころという商品は予め枝豆に塩味を付けることで、それを利用して周りの豆腐も食る製品で、プリンやゼリーを入れているようなカップに入っていて、漬け水がないので、水っぽくなりません。開けてすぐに食べられる豆腐です。
原料や製造ラインについては第三者機関の厳しい審査を受けており、北海道で道産食品独自認証制度(きらりっぷ)や北海道HACCP認証を受けているので安心です。
作った豆腐は全国の主要なスーパーなどで販売しています。
店名 | 中田食品 |
使用大豆 | 北海道産大豆
北海道十勝産とよまさり |
にがり | 粗製塩化マグネシウム(にがり) |
水 | 不明 |
消泡剤 | 使用 |
3.中田食品の商品を食べた感想
枝豆ころころ 中田食品
にがみ1、舌触り2、堅さ3、塩3、甘さ2、濃厚2
枝豆が実際に入っている豆腐で、ゴロリと枝豆が当たる。豆腐の食感は密度が詰まっていて濃厚さもある。枝豆の味が強めで塩味もあるので、味のバランスは整っている。甘さはあまり強くない。
4.中田食品の商品一覧
十勝逸品 もめん…甘味をたっぷり含んだ水分を適度に残しているため、やや柔らかめの食感ながら、大豆の甘みとコクがしっかり感じられるバランスの取れた豆腐
十勝逸品 きぬ…豆乳をわざわざ徹底的に冷却し、にがりと良く馴染ませてから改めて加熱・凝固するという手間をかけることで、しっかりとした大豆の味と食感を残しつつ滑らかな舌触りを実現
十勝逸品 寄せ…大豆の甘みとコクを最も強く感じることができる製品
十勝逸品 大地の香り…やや固めに絞り、出来立てをそのまま真空パックにすることで、固く崩れにくい豆腐
十勝逸品 焼とうふ…もめん豆腐の表面をしっかりと焼いて、固く、香ばしく仕上げている
十勝逸品 お鍋さん…お鍋で長時間煮込んでも固くならないように、こだわって作った鍋料理専用きぬ豆腐
枝豆ころころ…十勝産の風味豊かな大粒枝豆が粒のままたっぷり入っている
つぶつぶとうきび…十勝産の甘みたっぷりのとうもろこしの粒が入っている
とうふくん…豆腐の甘みと風味がギュッとつまったとうふの燻製。搾った豆腐を特製タレにくぐらせて桜チップで燻しています。
とうふくんジャーキー…ジャーキーのような硬めの食感とスモークの香りはこれがお豆腐?と驚いてしまうほどですが、噛むほどに豆腐の旨味がじわじわと出てくる
とうふくんスティック…とうふくんジャーキーを手軽に楽しめる個包装パックにしている
大揚げ…十勝産大豆を使用し、菜種油で丁寧に揚げた昔ながらの味。
小揚げ…使い勝手のいい小揚げサイズの油揚げです。十勝産大豆を使用し、菜種油で丁寧に揚げた昔ながらの味。
三角揚げ…豆腐の風味に菜種油の風味が加わったしっかり大豆の味がする「味の濃い」三角揚げ
お豆腐屋さんの濃い豆乳…豆腐を飲んでいるのかと思うほどしっかり豆腐の味がするのに、ほのかに甘みも感じられる不思議な味わい
マメトぺプラス…帯広農業高校の生徒さん達による開発品
てんさい糖由来のオリゴ糖などを加えることで、十勝産大豆の濃い味は残しつつ、甘くすっきりと飲みやすい
十勝豆腐プリン…甘みをつけながらも豆腐の風味が残る
おから(業務用)…十勝産大豆のやや甘味を感じるおから
手作り豆腐キット…ご家庭で豆腐を手作りするための材料と道具をセット