深山豆富店のとうふをネットで注文してみました
深山豆富店は岐阜県大野郡白川村にある豆腐店です。
場所は白川郷から車で10分ぐらいの静かで自然に囲まれたところです。
2004年頃から石豆富の製法を村の師匠から引継ぎ開業しましたが、新型コロナウイルスの影響で2021年3月に惜しまれながら閉店してしまいました。
世界遺産白川郷の荒縄で縛っても崩れないほど堅い石豆富が特に人気で、一般的な木綿豆腐の約2.8倍の大豆を使っています。
白川郷の伝統食材、大豆をすりつぶしただけのすったても名物です。
国産大豆、国産天然にがり、白山の湧き水にこだわって作る豆腐の数々はおいしいと話題になっていました。
2.深山豆富店の取り扱い 商品
「石豆腐」「すったて」など白川村の伝統食材を途絶えさせてはいけないと2021年9月よりヒダカラが事業承継し、 若き職人が引き継ぎ、復活を成し遂げました。
ヒダカラという会社は飛騨の地から、「飛騨のタカラモノ」を輝かせるお手伝いをしたいという気持ちで飛騨の商品をネットで販売したり、企画やデザイン、PRの仕事が多く、豆富どころか食べ物を作った経験もない会社でした。
しかし、豆富事業としてチームで取り組めば、活路があると信じて若い責任者が前オーナーから豆腐作りを一から教えてもらい、作り上げることに成功し、現在ではネットショップ事業を活用してオンラインショップで買えるようになっています。
店名 | 深山豆富店 |
使用大豆 | 富山県産のエンレイ大豆 |
にがり | 塩化マグネシウム |
水 | 白川郷の湧水 |
消泡剤 | 不明 |
深山豆富店の商品一覧
すったて鍋
石豆富…白川郷で昔から食べられている郷土名物。大豆のうまみがぎゅっと詰まった、こだわりの堅い豆富です。
花豆富…一般的なお豆腐よりも固く、大豆の味もしっかり感じられます。
すったて…大豆を石臼でなめらかにすりつぶした白川村の特産品。
こも豆富…豆富をお出汁で煮込んだ、飛騨地方の郷土料理。
白川郷おからのまめなクッキー
3.深山豆富店の商品を食べた感想
石豆富 ヒダカラ
にがみ1、舌触り2、堅さ5、塩1、甘さ2、濃厚2
水分がなくてかなり硬めの食感がある石豆富。大豆の味があり、塩味よりは自然な甘さが勝っている。同時に旨味もあるのでシンプルにおいしい。癖がないのでどんな食材でも合わせることができ、そのまま食べても良い。
花豆富 ヒダカラ
にがみ1、舌触り3、堅さ4、塩2、甘さ2、濃厚3
水分を含んでいなくて硬めの食感が特徴の豆腐。食べれると大豆の味があって塩味よりも自然な甘さがあるのが特徴。クセがなくて食べやすくてどんな食材でも合わせることができる。
すったて ヒダカラ
にがみ1、舌触り1、堅さ2、塩1、甘さ2、濃厚4
茹でた大豆を石うすなどですりつぶしたもので、岐阜県の郷土料理のすったて汁のもと。ドロッとした口当たりで、大豆をすりつぶした粒や皮が残っている。薄められていなくてかなり大豆感が濃厚にある。塩味は少なくて後味にはしっかりとした大豆の味と旨味がほのかにあるので余計な味がないので良い。相当良い大豆が使われているのかもしれない。
こも豆腐 ヒダカラ
にがみ1、舌触り2、堅さ2、塩5、甘さ2、濃厚2
水分を含んでいて柔らかさがある豆腐。食べると崩れる食感。しょうゆベースの塩味があって甘さは少ない。比較的しっかりした濃い味で豆腐の味はあまり強くない印象。
→深山豆富店(ヒダカラ商店)の詳しい商品説明
4.深山豆富店の口コミ
レシピを見ながら、石豆富は豆腐ステーキ、花豆富は豆腐ハンバーグ、こも豆富はそのまま酒のつまみに、そしてすったてはキノコの味噌汁に入れて頂きました。どれも本当に美味しいですが、あえて好みを言わせていただければ、こも豆腐とすったてはこれまで食べたことのないお味なのでとても気に入りました。
大豆の甘味とずっしり満足感のあるお豆腐ですね。
ざる豆腐は1人でそのまま食べきってしまいました。
花豆腐、石豆腐はスライスしてそのまま味見しましたが、大豆が詰まってる!という感じでした。
両面焼いて田楽味噌をつけてみましたがおいしかったです。
石豆富は濃厚な大豆の旨味がクセになる味わいで、とても美味しかったです♪
柔らかい豆腐の雪豆富も美味しく、早速お土産に3種類の豆富を購入。
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